ここでは、書籍「中学生の正しい勉強法 改訂版: ライバルは私立トップ校! 」についてご紹介したいと思います。以前、ブログ（英語と数学の先取り学習について）で別の著書を取り上げましたが、本書は和田秀樹さんの著書になります。和田秀樹さんは灘中に入学、その後灘高校から東大医学部に進学され、現在の主な職業は精神科医をされていますが、多数の著書のある方です。医学的な著書ももちろん多数あるのですが、受験に関する著書も多数あります。
本書は中学生向けのものですが、基本的な考え方として、高校受験ではなく大学受験をターゲットにしています。その前提で中学生の間に勉強すべき内容を整理してくださっています。当サイトも学習プランを提示していますが、本書には英語と数学の学習プランが書かれています。中1～中2の特定の月をスタートとした場合のプランが複数書かれていますので、学習プランをたてる際の参考になるかと思います。
また、高校受験ではなく、なぜ大学受験をターゲットにするのかについて著者の考えが書かれており、確かにこのような考え方もあると私は思いました。
私も我が子の学習プランを考えるにあたり、本書を参考にさせていただきました。結果的に、当サイトが提示している学習プランは異なるものになっていますが、いろいろな情報を確認したうえで、学習プランをたてるのが良いと思いますので、ここで紹介させていただきました。
なお、本書は比較的勉強のできる子、またはできるようになりたい子向けのものと思います。また、本書は2007年に刊行されたものを2012年に改訂版として、内容の最新化をされたもののようです。このため、2012年時点の情報にはなりますが、考え方が古いということはもちろんありませんので、十分参考になるものだと思います。
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