当サイトの利用にあたって

当サイトは、高校受験に向けた学習を塾に通わずに行おうとするご家庭向けに、いつ頃、どの教材を、どのような順番で取り組めばよいのかや、それぞれの教材に取り組む際の注意点などを公開しています。
当サイトをご利用いただくにあたり、主に親御さんへのお願いを本ページに記載していますので、ご一読いただけますと幸いです。

はじめにご認識いただきたいこと

当サイトの作成者は教師でもなければ塾の先生でもありません。自分自身が高校受験および大学受験を経験してはいますが、受験については素人です。この点は初めにご理解いただきたいと思います。
この先高校受験および大学受験を経験するであろう子を持つ親として、どう学習を進めさせていくべきかを考えました。考えるにあたり、書籍やインターネットから情報を収集し、自分で教材なども見比べ吟味した結果を整理することで、同じように受験を迎えるであろうご家庭に、何かしらの情報をご提供できるかと思い当サイトを作成しました。
このような前提を許容いただけるのであれば、以下に記載した内容も踏まえて、当サイトの情報を参考にしていただければと思います。

なお、当サイトは塾なしで学習を進める際の情報を提供していますが、塾なしを推奨するものではありません。塾に行った方がよいケースも多々あるかと思います。ですが、何かしらの理由で塾なしでやってみようと思い立ったご家庭もあるかと思います。そのような方々向けのサイトになります。

塾なしで学習するには親のサポートが必須

わが子の学習計画を立てている中で、思ったことがありました。
自分がこれをやれと言われても、きっとできないだろうな。と。
わが子は小5の中盤から高校受験、大学受験を見据えた学習をスタートさせました(塾なしとした背景および小5から開始した背景は、別途ブログで公開予定です)。
小5と言わず、中学生であっても、当時の自分が教材とだいたいのスケジュールだけ与えられてこの通りやりなさいと親に言われても、それをひとりで実施するのは非常に難しいというか、きっとできないだろうなと思いました。それは、学習をする枠組みが無いからだというのがひとつの回答でした。
私自身は中学生から塾に通い、塾の枠組み(塾に行って学び、そして宿題を課されるという強制力の強い枠組み)の中で学習をしていました。
勉強好きな子、勉強が人の何倍もできる子なら、本当にひとりで学べるかもしれません。しかし、私や私の子どもはそうではありません。では、どうやればできるのかを考えた結果導きだした答えは、非常にシンプルなものでした。
親(私)が一緒に取り組めばよいのではないか。
「一緒に取り組む」と書いたのは、教えるわけではなく、また命令してやらせるわけでもなく、横に並んで一緒にやっていくということです。親子が並んで一緒に学習を進めることにすれば、たいていの子どもは渋々でもそのやり方に従うと思いました。
そして、学習習慣がついてきた後は、徐々に「ひとりで学習させる」段階に入っていくべきだと思います。しかし、その場合でも、見守るという役目を親は担うべきだと思います。

そこで、私は、塾なしでお子さんが学習を進める場合、親のサポートこそが成功の鍵であると思います。

この考えにご賛同いただける場合は、是非、積極的にサポートをしてあげてください。

親はこうした方がよいと思うこと

塾なしで学習を進めるにあたり、親はこうした方がよいのではないかという私の考えを、とりとめもない形で恐縮ですが列挙します。

  • 塾なしで学習を進めるには計画をたてることが重要です。そして、その学習計画(どの教材をどの時期に実施するかという年レベルの計画)の作成は親が関与すべきだと考えます。親が計画をたてた場合は、その計画をお子さんに説明し、共有してください。つまりは、お子さんとの合意形成をしてください。
    または、親だけでなく、親子一緒に学習計画を立てるというのもよいかと思います。
    くれぐれも認識していただきたいのは、お子さんひとりで計画をたてるというのは、できる子もいるかもしれませんが、できないケースの方が多いだろうということです。
  • 人によるかもしれませんが、家庭での学習の開始が中1くらいまでのお子さんの場合は、学習習慣がつくまでの間は親が一緒に取り組むことを推奨します(親子が横に並んで一緒に取り組む)。計画と教材を渡して、あとは自分でやって、ではなかなか取り掛かれないと思います。
  • 親の思い通りに進まなくても、決して怒らないでください。ガミガミ言って無理やりやらせようとしても動かないと思いますし、効果はほとんど無いと思います。また、親の期待ほど学習時間を確保しなくても、怒らないでください。そのためにも、年レベル、月レベル、週レベル、日レベルの計画を立てることがとても大切です。
    ↓学習計画の立て方についてはこちらを参照ください
    学習計画の立て方
  • 計画通りに進まない場合、やっぱり怒らないでください。ではどうするか。「計画通り進まないけどどうするの?」と問いかけましょう。「今週予定していたうち2ページ終わっていないけど、どうするの?大丈夫なの?」と問いかけると、「翌週早々にやっつける」とか、「翌週やるけど、翌週は忙しいから計画通りに戻すのは再来週になると思う」とか、再計画化を自分で宣言する(または宣言させる)と思います。それが大切だと思います。
  • 計画よりも大幅に遅れてしまい、遅れを取り戻せそうにない場合は、親が一緒に状況をみてあげてください。そもそも無理な計画だったかもしれません。その時は計画の見直しを行いましょう。時間をかけて徐々に遅れを取り戻せそうなら、やはり計画を見直して、徐々に当初計画に戻っていく形にしましょう。お子さんだけで再計画をたてるのが難しいようであれば、親が一緒に考えるべきだと思います。
  • 根がまじめな子は、無理に計画通り進めようとするかもしれません。無理をしていないかどうか、日々見守ってあげてください。
  • 計画どおり進めることばかりに気をつかってしまい、中身が分かっていないということがあるかもしれません。このようなことがないか、時々でいいので様子を見てください。もし中身の理解が乏しい場合は、計画を見直してゆっくり進める、または教材を易しいものにするなどの対応をすることが大切です。
  • 学習よりも、規則正しい生活を送ることの方が重要であると思います。適切な食事および睡眠をとるよう、このような点も親が気をつけてあげてください。諸説あるかとは思いますが、睡眠時間は小学生で9~12時間、中学生で8~10時間必要だそうです(正確な情報はインターネットなどでご確認ください)。
  • 親の強制力によって、無理やり大量の学習をさせることは絶対にしないでください。それは、場合によっては教育虐待というものになります。決してしないでください。
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